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~生体をお迎えするためのレオパ・ニシアフ飼育ガイド~
ボクを選んでくれて
ありがとう!

★目次★
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1.お迎えする前に準備する物
新しい生体を迎えるにあたって事前に必要となる物がいくつかあります。
ここでは最低限これだけは必要!というものをご紹介させていただきます。
1)ケージ
レオパ・ニシアフが実際に住むこととなるお家です。素材は透明で中にいる生体が見れるものが基本的です。一番よく使われている代表的なケージが以下のものになります。
●レプタイルボックス 価格:2800円~3800円
一番多く流通しているものがこのケージです。アクリル素材で上の天板がマグネット式で前後に引き出せる仕組みになっています。
開閉がスライド式になっており、メンテナンスの時の開閉のしやすさが飼育のしやすさ、快適さに繋がります。
生体の寿命平均10年といわれているので長期的にみるとケージを開閉する回数もものすごいことになります。少しでも楽な方がいいですね。
頑丈さも売りです。
プラスチックやガラス素材のケージなどもあるのですが、それらに比べアクリル素材なので頑丈さに定評があります。まれに割れることもありますが
先に述べた2つとくらべると丈夫さには秀でています。
2)シェルター
ケージ内に設置する隠れ家です。
最も一般的であるウェットシェルターは上部に水を溜めることができるようになっています。
元々湿地帯で生息している生き物ですので、この水を切らさずにシェルター内の湿度を高く保ってあげることが必要になってきます。
おすすめは下記に書いておきます。
●スドー ウェットシェルター 価格:600円~1300円
陶器製で、上部のくぼみに水を溜めてあげることにより、水が陶器へ浸透しシェルター内を適度な湿度の状態で保ってくれます。
多くのレオパ・ニシアフは湿度の高いところを好みますので、飼われた生体もこの中で過ごすことが多くなると思います。
特にニシアフはレオパより高い湿度を好むことも少し違いがあります。
サイズはSMLとありますが、特別大きい個体でないかぎりMサイズで事足ります。
3)水飲み場
レオパ・ニシアフはエサであるコオロギやゴキブリ、レオパゲルなどからも水分を摂取することができます。
しかしそれだけでは十分ではないこともあるので念のために水飲み場を設けてあげましょう。
お水を置いてあげると美味しそうに飲んでいる生体の可愛い一面にも出会うことができます。
●ジェックス ウォーターディッシュ 価格:400円~1000円
自然の岩をイメージした水飲み場なので
本格的にレイアウトを組みたい!と思っている方や
普通にレイアウトしたいと考えている方でもどちらでも自然と馴染むような
デザインになっています。
水を入れておいてあげるとエサを食べている時とはまた違った可愛い水飲み風景を見ることができます。
こまめに綺麗な水に替えてあげることをお忘れなく。
4)床材
床材は多くの種類があります。
当サイトでは管理のしやすさ、価格のお手頃さ、誤飲の危険性の低さからペットシーツを
おすすめいたします。

●ペットシーツ 価格:1000円~2000円
ホームセンターなどで販売しているレギュラーサイズのペットシーツで大丈夫です。
先に紹介したレプタイルズボックスですとレギュラーサイズのペットシーツを
半分に切って使うことができます。
単価にすると1枚あたり数円とお手頃ですし、交換の手間も少ないためおすすめです。
また粒状の床材ですと万が一の誤飲の恐れもありますので
当サイトではペットシーツをおすすめいたします。
5)エサ
レオパ・ニシアフのエサやりはアダルトなら2~3日に一回
ベビーなら毎日食べなくなるまであげるくらいがよいと思います。
初めて生体を購入する場合は、その時に一緒にお店でエサを購入するのが一般的です。エサがなくてあげられない!という状況を避けるように気を付けましょう。
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●レオパゲル 価格:600円~1000円
レオパのエサは基本的に昆虫になります。
上記のレオパゲルやグラブパイなどの人口エサも個体によっては食べてくれますが
食べてくれない個体もいることを知っておきましょう。
エサ用の虫にはコオロギ・ゴキブリ・ミルワーム・ハニワームなど様々な種類があります。
個体によって好き嫌いがありますので購入前にエサ喰いの良さ
何をいつも食べていたのかを販売手に確認するのを忘れないように注意しましょう。
虫が嫌いという方もいるかもしれませんが、レオパ・ニシアフを飼う上では虫の取り扱いは
ほぼ必須なので責任が持てない方は容易に飼わないようにしましょう。
6)温湿度計
温度と湿度の管理は特に重要なため必須アイテムです。
レオパの飼育適温は25~30℃
湿度は40~60%といわれています。
ニシアフは湿度を少し高めに保ってあげましょう。
ビバリア ツインメーター NEO

●ビバリア ツインメーター NEO 価格:750円~1000円
コンパクトで価格もお手頃な温湿度計です。
100均にも温湿度計は売っていますが
正確性に欠けるので安定しているこの商品を
おすすめいたします。
7)保温器具
下から適温で温めくれるアイテム
エサの消化を助けるためにも必須です。

●ピタリ適温プラス二号 2600円~3000円
下に敷くことで上部を温め、レオパなどの爬虫類の体温を上げてくれます。
シェルターや水入れを避けたケージの半分くらいに敷くことで
レオパなどが自分で移動し温まったり
敷いていない部分で涼んだりします。
ケージ全体に敷くことは避けた方がよいです。
8)霧吹き
ウェットシェルターの水だけでは不足してしまう湿度を霧吹きによって補充しましょう。
●霧吹き 価格:100円~500円
生体に直接吹きかけるのではなく、ケージの壁などに霧吹きしましょう。
湿度があがるだけでなく、水滴を舐めて水分補給にもなります。

9)ピンセット
エサを与える際に使用します。
●スドー ハプクラフト バンブーピンセット 400円~600円
鉄製のピンセットでは誤って口内を傷つける可能性があるため
慣れない内は竹製などの柔らかい素材のものを選ぶようにしましょう。
ケージにエサを置いたり、投げ込むのもよいですが
ピンセットで与えればどのくらい食べたかよくわかるのでピンセット給餌を
おススメいたします。
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2.お迎えしてから(1日~2日)
実際に生体をお迎えしてから、エサやりやハンドリングなど
コミュケーションをとりたくなってしまいますが、少し待ってください!
新しくお家にきた生体はまだ新しい環境になれていません。
来た当日にエサやりや触れ合いなどは極力控えてください。
1~2日間お家に慣れるまで、そっとしておいてあげましょう。
その間も温度・湿度管理は忘れないように注意が必要です。
湿度は40~60%温度は25℃~30%が適温とされています。
エアコン・保温器具での温度管理や、霧吹きでの保湿をするようにしましょう。
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3.お迎えしてから(3日目以降)
3日目以降は通常の生体であればお家になれてくれる頃です。
この頃から実際にエサやりを始めていきましょう。
個体差はありますがやはり生きたエサ
(コオロギやデュビア、ワーム系)の方が食いつきがよいことが多いです。
爬虫類を飼育する上では捕食シーンというのも楽しみの1つだと思います。
今回は活エサの中でポピュラーなコオロギのエサやりについて書いていきます。
コオロギを実際に与えてみましょう。
コオロギはぴょんぴょん飛び跳ね逃げるのが得意なためピンセットを使い、コオロギを捕まえた状態で生体の顔の前にコオロギを近づけます。
少し揺らしてあげると、本当に生きているかのように見えて食いつきが違うことがあります。
なかなか食いつかない場合はコオロギの頭を取り
首から上の体液を生体の口につけ舐めさせることでエサと認識し食べることがあります。
もし食いつきが悪い場合はお試しください。
通常3匹~5匹を目安にエサを与えてください。
大食漢な生体は6匹~8匹程食べることもありますし
その時の体調、脱皮前、産卵前など1匹も食べない場合もあります。
レオパ・ニシアフは尻尾に栄養を蓄えるようになっており
十分蓄えられていれば水分があればエサを食べなくても一か月以上生きることはできます。
しかし、2~3週間もエサを食べないような状態が続くようであれば
病院で診てもらうことをおすすめいたします。
寄生虫が原因で拒食になることが多いので、処方された薬によって拒食が改善されることがあります。実際に私の飼っている生体もお薬を飲ませてあげて完治した子がたくさんいます。
この様に一口にエサやりといっても一般的な犬や猫など哺乳類のエサやりとは若干勝手が違うので
代表的な方法と注意点を今回はご紹介いたしました。
参考になれば幸いです。

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